
2025年6/5に結成18周年を迎えたヴィジュアル系ロックバンド・DaizyStripper(以下 デイジー)が結成日の次の日の6/6に横浜の関内ホールでツアーファイナルライブライブを開催。
この日をもって2025年のライブが終了したデイジー。
夏休みに入るということでこの日のライブはほぼSOLD OUT。会場にはたくさんのファンが駆けつけたよう。
この日はツイキャスで同時にライブ配信が行われたので、私はリアルタイムで配信ライブで参戦。
やっぱりデイジーを好きになってよかったと思えたライブだったので、こちらに書き残しておこうと思う。
※本ページはプロモーションを含んでおります。
Contents
🎧セットリスト
SE 〜KAMAKURA〜
1.HATSUYUME
2.殺鬼晴レ
3.ベイビーキングダム
4.絶唱OH YEAH
5.INFINITY
6.STARGAZER
7.ジュリエットのナイフ
8.春めく僕ら
9.BIRTHDAY SONG(確定曲)
10.切望のフリージア
11.マネキン
12.AGAIN
13.ダンデライオン
ENCORE
14.白蝶乱舞〜The Last Scene(リクエスト曲)
15.いつだって旅の途中
16.DEAR MY SIRIUS
17.キボウノカケラ〜ShinyDays〜
18.Bremen
EN SE いつだって旅の途中
🎧DaizyStripper 18th Anniversary Tour2025 GRAND FINALE 「いつだって旅の途中」20250606ライブレポート
ライブがはじまる定番SE曲『KAMAKURA』が流れ出したと同時にステージ全体にかかっていたシースルーの紗幕からシャポン玉が飛んでいってる様子が映し出され、風弥がキーボードの前に座る。
その後たくさんの花が舞い散る様子が映し出されたときに風弥の『KAMAKURA』のピアノの伴奏が響き渡る。
風弥のピアノがはじまると同時にメンバーが順次登場。
紗幕は降りたまま、『HATSUYUME』が演奏される。スクリーンには引き続き、美しく万華鏡が広がる様子が放映されながらもメンバーが演奏する様子が一緒に見れた。
2曲目の『殺鬼晴レ』のときには透明のスクリーンはなくなり、会場は曲の世界観にあわせて血のような真っ赤な光でステージは照らされた。
その後『ベイビーキングダム』で会場中が揺れ動いた。
ここで短めのMCへ。
夕霧は2020年の周年でやる予定だった関内ホールがコロナ渦で中止となり、今回再びやれることになった喜びを語る。
「熱い愛を交換しあおうぜ!」と夕霧が煽った後にはじまったのは、またライブでファンの叫ぶ声が聴きたいという想いが込めて作られた『絶唱OH YEAH』。
オーディエンスが叫ぶ声が会場中に響き渡っていた。
「最新を更新しようぜ。なぜなら、バンドは最新が最高だから」
とはじまったのは、『INFINITY』。ステージでは、MVと同じく、直とReiがお立ち台で向かいあって弾いていたり、夕霧とまゆも向かいあってガッツポーズで交わしあった。
その後シングル曲『STARGAZER』『ジュリエットのナイフ』『春めく僕ら』と続く。
『春めく僕ら』の前では風弥がピアノをソロで即興で奏でてからの流れで演奏。
風弥の美しいピアノソロが演奏されているときは優しく穏やかな時間が流れていたと思う。
卒業式をイメージして作られた『春めく僕ら』が終わった後に夕霧が夏休みに入ってしまうけど、再会を願ってセットリストにいれたそう。
夕霧は会場にいるオーディエンスに向けて
ライブは、いっぱい泣いていいし、笑っていいし、叫んでいいし、怒っていいし、俺らに「かかってこい!」と言っていいし、普段できないことを俺達のせいにしてすべて開放していい場なので、何の我慢もないライブにしよう。
と伝えた。
その後配信ライブやってることに触れ、配信を見てる人に向けてカメラ目線で手を振るサービスも。
そして、周年ライブの確定曲である『BIRTHDAYSONG』へ。
曲がはじまる前に夕霧がオーディエンスにスマホのライトをロウソクの日のように照らしてくれと指示。会場がキラキラした光でいっぱいになった様子はとても綺麗だったから、ぜひここの部分は配信で見てほしい。
幸せムードな空気に包まれた後に演奏されたのは、YouTubeで再生回数が最も多い『切望のフリージア』。
歌い終わった後13年前の周年ライブと同じく夕霧が「Thankyou!」と熱量高く叫ぶ姿が見れた。
「まだまだ叫べるか!!」と会場を煽った後にはじまったのは、暴れ曲の大定番『マネキン』へ。オーディエンスもメンバーも開放されている様子が配信では見れた。
特にReiはいつもよりお立ち台の前でベースを弾き鳴らしている姿が印象的だった。
夕霧が18年続けて来られたのはファンのみんなのおかげと感謝の気持ちを述べた後に
「もう1度会えるように関内ホールに強い魔法をかけます。」と言って魔法をかけてくれたのは『AGAIN』。
「響くサイレン〜」のところの夕霧の歌声とオーディエンスの歌声の融合はとても美しかった。
『AGAIN』が終わった後に風弥はドラムからピアノに移り、風弥がピアノが奏でられる中、夕霧は本編最後の曲『ダンデライオン』について語る。
強い花に憧れて俺達は『ダンデライオン』という曲からはじまりました。
ダンデライオンはたんぽぽという意味で
どんなにかったいアスファルトでもも1回咲いたらさ、無数の種を飛ばして。
さ、
あいつはなんか世間的には花じゃなくて 雑草を扱いらしいんだけど、そんな雑草魂
のところも僕はすごく憧れて、どんなに踏みつけられても誰かに嫌われても周りに敵がいても関係ないと。
自分は自分らしく咲いて散ります。大量に種を飛ばして。
で、また蘇ります。
なんかたんぽぽって無敵だなって。
しかも俺はすごく好きで黄色くて元気に咲いてる姿がさ、
客席いるみんなみたいで、本当に元気いっぱい夕霧〜って咲いてる姿がたんぽぽみたいに見えるの!
(さっきたんぽぽは雑草って言われてるって言ったけど)これ褒めてます!雑草って意味じゃないです。
昔自分の住んでいた団地の近くに広いたんぽぽ畑があって
ちゃんと誰が植えた でもない。
ただのたんぽぽ畑。
もう1回 バンドやろうか迷ってたときに
たんぽぽ畑見て本当にこの景色もっと広い会場のような場所にファンがいてくれているように俺には見えたから「もう1回バンドやろう」と思えた。
こうして続けてこれたのも素敵なメンバーと素敵なファンに巡り会えたおかげだね。
18年間 どうもありがとう。
何度も言いますが、これは 解散ライブでも活動休止ライブでもありません。少し長い夏休みです。
18年間に一番かっこいい。花を咲かせてやるよ。
『ダンデライオン』のサビの部分は風弥がドラムを叩きながらハモるシーンがあったり、オーディエンスだけで歌うシーンも。
会場中がメンバーもオーディエンスも美しく咲き乱れて本編が終了。
アンコールでは、今回のツアーでやっていたオーディエンスのリクエスト曲をやる企画からスタート。
箱に入っているボール(地元の女子、遠征男子、初見さんなど)をその場で引いて、対象のオーディエンスがメンバーとじゃんけんして勝った人がデイジーの曲のリクエストをお願いできるというもの。
夕霧が引いたのは、“初見さん”
夕霧、Rei、まゆ、風弥でじゃんけんをして勝ったのは静岡県からきたななしさんという女性の方。
ななしさんがリクエストしたのは、ライブでもなかなか演奏されない『白蝶乱舞〜The Last Scene〜』
メンバーみんな冷や冷やしながら確認作業し、無事に完奏。
夕霧はななしさんに「今日メンバー全員ににリクエストありがとうのお礼DM送れよ!」と言ったり何度も「本当に初見??」とつぶやいていた(笑)
そして新曲『いつだって旅の途中』へ。
今回のツアーで9本のガーベラをマイクスタンドにつけていた夕霧は9本のガーベラの花言葉が“ずっとそばにいてください”という意味だったのでファンにずっとそばにいてほしいと願っていたことを明かした。
ギターソロの部分は直、まゆが同時に弾いており、前に進む一歩を後押しするような爽やかな風が吹きぬけるようだった。
そして夕霧以外のメンバー4人からもファンに向けてメッセージが送られる。
夕霧がメンバーへの感謝の気持ちを伝えた後に、“ツアーでこの曲がリクエストで来たら、どんな顔で歌えばいいかわからないから断ってしまったかもしれない”
と言ってから、すてきなメンバー4人について歌っている『DEAR MY SIRIUS』がこのツアーで初めて歌われる。
またみんなといろんな季節を旅したいなと思っています。
俺も自分に宿題出して もっとDaizyStripperに貢献できるようになりたいと思っている。
もっと強くたくましくて、もっとしなやかなボーカリストにならなければと。今はすごく自分で自分の未来が楽しみです。
もっと強くなってカッコよくなった5人がね、5人で帰ってきてさ。またさ、あちこち行こうよ。47都道府県ツアーもう一周死ぬまでにしようよ。
いっぱい連れて行くからさ、みんなのこと。
まだ行きたい場所もいっぱいあるし、行きたい景色もいっぱいあるしさ。今日館内ホール 大ホール 5年ぶりに ここ たてたのは本当に嬉しいんだけど、俺たち5人に目指してる場所、立ちたい場所を連れて行きたい見せたい景色 がある。
まだまだ18年間ではとても足りなかったよ。
次の季節でみんなに会えるまで。
期待を胸に この曲を送ります。
と夕霧が話してから演奏されたのは、ライブの最後の曲として定番になりつつある『キボウノカケラ〜Shiny Days〜』
曲の最後で4人が中央に集まって笑顔で演奏していたし、夕霧が18年間どうもありがとうと言ったので、ここで終了かと思ったら、夕霧は昨年の周年の時期にあったことに触れて、ファンに夏休み前の最後のメッセージを伝える。
グランドフィナーレ最後の曲を飾ったのは、“また会いましょう”というフレーズからはじまる『Bremen』。
「また必ず会いましょう」と強い願いを込めて終了。
再会が必ずしようという気持ちがあるからこそ、グランドフィナーレにふさわしい終わりとなった。
ライブ終了後に世界最強のメンバーの名前の紹介の後にライブに関わったスタッフの名前も1人1人呼んで「スタッフチームに拍手」と言って感謝の気持ちを表現。
DaizyStripperメンバー、ファン、そしてツアー、ライブに関わったスタッフみんな最高の笑顔で幕を閉じた。
🎧夕霧がライブ中に伝えた熱いメッセージ
夕霧は曲の間にたくさん熱い言葉を残してくれた。
『AGAIN』の前に語った言葉
俺たちを好きになってくれたのがいつかわからないし、今日初めての人もいるかもしれないけれど
俺もこのメンバーでバンド組めて、そのおかげでみんなと会えて。
ずっと18年間 青春できて本当に楽しかったし、まあ 別に もちろんこれで終わりとかじゃないし。 別に解散ライブでもないし、またいつか必ず絶対会えるし。 そういう夢をこれからも見せていくけれど、とはいえ、一旦っていうのは間違いなく事実なので 、18年間で楽しかったことばかりではなかった。本当に悔しかったことも 何度も味わったし、ステージで涙を流したことも涙を流すぐらい悔しかったことも 本当にたくさんあったけれど
どんなときもみんながいてくれたから俺は ステージで歌おうって思えた。
本当にみんながこの5人を生かし続けてくれました。改めて ありがとう。
俺たちにはいつも言ってるけど、みんなはもしかしたら 他のバンド行けばいいかもしれない し、ほかのもっと好きなこと 見つければいいかもしれないけれど、俺たちはこれしかないんだ。
お前たちしかいないから。
好きだと言ってくれるお前たちを愛し続けて、そしていつかまた もう一度会えるように。
『Bremen』の前に語った言葉
ちょうど1年前に17歳地図のツアーファイナル 川崎クラブチッタの3日前に俺の親父が急に亡くなって、本当にその時に親父が最後に教えてくれたなと。
ポジティブな意味で 思ったのは
人はいつか必ず死ぬからこそ、絶対に後悔のない人生を過ごさなきゃいけないんだと。
人生迷ったらGO。
DaizyStripperの夏休みも、これをすることによって、結果的に 俺たち5人が一番長く
続くと いう選択を勇気を持って5人でその一歩を進めた。
本当に人生でいろんなことがありますが 基本的に迷ったら進んで進んだ先でまた ぶつかったら壁をぶっ壊すか。飛び越えて。
本当に後悔のない人生を過ごしましょう。
みんなの人生に何か味気ない
何かが足りないって言うんだったら
俺たちがいくらでもみんなの人生を 味を濃くする 調味料として、 青春の1ページとして
俺たちにいっぱい甘えて頼ってきてくれれば嬉しいです。
夏休み中 俺たちの曲が 音楽が消えることがない。たくさん聴き続けて またいつか必ず生きて会おう。
🎧アンコールMC メンバーがファンに送った想い
アンコールの『いつだって旅の途中』の後に夕霧以外のメンバーからファンに向けてメッセージが送られた。
まゆ
「楽しんでるかい?」とファンに投げかける。まゆもこの時間を楽しんでいるよう。
2020年関内ホールで周年やる予定がコロナ渦で中止となり、当日は客席にメンバーが座ったりしてたが、5年経ち、関内ホールにこうしてたくさんのファンが楽しんでいる様子が見れたこと喜びを語る。
マイナスに捉えようとすれば、そうなるけど、突き進めば光に包まれるようなこともあるから、一瞬一瞬を全力で突き進むしかないことをライブをしていて実感した。
18年間ありがとう!!そしてこれからも最高な景色を一緒に見ていこう!!
Rei
みんなと同じ時代に生まれて音出して共有できることを嬉しく思う。みんなありがとう。
何年経っても無限大だし
夏休みに入ります。充電させてください。
(地声で)まだまだ声出せますか!
(と、オーディエンスを煽る)
夏休みは通過点!!まだまだこの声聞かせてください。
風弥
DaizyStripper18周年皆様のおかげで迎えることができました。ありがとうございます!!
18年は俺は一瞬でした。1個1個振り返ってみると、みんなの笑顔だったり、みんなで笑ったり泣いた思い出が本当に色濃くたくさんあってそういう充実した日々が当たり前のようにあって過ごせてもらえたから一瞬だったんだと思います。
18年でさ、小さいお子さん連れて来てた子もいたけど、小さい子が成人しましたみたいな話もあって。
みんなデイジーに出会えた年月はそれぞれバラバラだけれど、やっぱりみんな人生の大切な時間をDaizyStripperに使ってくれたことに感謝しています。ありがとうございます。
小学校の合唱コンクールはこの関内ホールでした。戻ってきました!!
関内ホールに出るぐらいのミュージシャンになりたいと思ってたから、それが自分のバンドで立てたことを幸せに思います。
DaizyStripperは夏休みです。
夏休みってことは、普通の学校は夏休み明けないまま終わる学校はないよね?
夏休みなので必ず新学期が訪れます。
僕らも新学期に向けていろんな準備したりとか磨いてパワーアップして新学期にのぞもうと思います。
皆さん新学期不登校のないようにいいですか?新学期ちゃんと登校するんだよ?
最後に2つ宿題出します!!
◯DaizyStripperを忘れないこと
◯みんなたくさん笑ってたくさん泣いて自分のために精一杯生きてください。
直
ついに今日がきたと思って!
いつもファンの子から手紙いただいているし、感謝の気持ちを4時間かけて手紙書いてきたので読みたいと思います。
(風弥のピアノセレクションⅠの『色彩ヴィヴィド』がBGMとして流れた状態で読む)
直が書いた手紙はこちら↓↓
途中涙ぐみながら手紙を読んでくれた😢
夕霧
星の数ほどバンドあるし、曲もあるし、俺らよりカッコいいバンドや優しいバンドマンもいると思うけど、俺らをファンの子たちが選んでくれたことは奇跡だと思うし、この5人が出会えたことも奇跡だと思うし、ちょっとでもズレがあったら18年続かなかったと思うし、1人1人がしっかり見て調和がとれたバンドで誰かが意見言っても否定する人がいないメンバーで上手に手に取り合って助けあえていたから続けてこれた。4人と出会えたことに感謝している。
🎧DaizyStripper18thライブ配信を見て
デイジーはメンバーみんな優しくて、ファン想いでカッコいいバンドなことが伝わったいいライブだった。
誰ひとりファンをおいていかないと考えてくれるデイジーだからこそ、コロナが落ち着いた状態でも参戦できないファンのことを考えて配信してくれたんだと思う。
前回2022年周年ライブ配信ライブしたときは、オーディエンスが声出せない状態だったから、オーディエンスのメンバーを叫ぶ声は聞こえずだったが、今回リアルなファンのメンバーへの声がライブ中に聞こえてきたときに、いつものライブが戻ってきたことに改めてありがたいと思えた。
個人的な話、私がデイジーのライブに参戦したのは2014年の7月のTRAGUSツアー初日。あのときは、まゆだけ活動を休んでいた状態で音源リリース、ツアーをやってくれていたときで、あのライブは人生で初めて気持ちを開放させてくれたライブだったので、2014年に4人だけでも活動続けてくれたことに感謝している。
そしてこれからもファンの声にいつも耳を傾けてくれたデイジーは音楽はもちろん、人柄も推していきたい。
新学期までにデイジーがよりカッコよくなって登校してくれることに期待したい。
10年以上たくさん支えてくださってありがとう。
これからもどうぞよろしくお願いします。
🎧DaizyStripper 18th Anniversary Tour2025 GRAND FINALE 「いつだって旅の途中」配信チケットリンク
DaizyStripperの関内ホールのライブ映像は6/20までツイキャスでアーカイブ配信しているので、カッコいい5人の姿を映像で見てほしい。
ライブ参戦した方も配信映像見返してみて。
6/7に配信された新曲『いつだって旅の途中』はもちろん、デイジーはサブスクでも楽曲を配信しています。
私はCDでも聴いていますが最近Amazon music unlimitedでも活用してるよ。
ツアーの浦和ナルシスのセットリストをプレイリストにまとめて聴いてます。

