学校の授業で必ず聞いたことあるであろう有名作品“古事記”
しかし、古事記って何が書いてあるのか、知ってるという人は少ないのではないだろうか?
学校では学ばなかった日本ができあがるまでの歴史をこの機会に知ってみよう。
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Contents
📗こんな人におすすめ
①日本の歴史は興味あるけど、活字は苦手な方
②神社めぐりが好きな方
③神様のなりたちについて知りたい方
📗『愛と涙と勇気の神様ものがたり まんが古事記』内容紹介
古事記とは、“古い事を記しました”
という意味で飛鳥時代に40代目天皇・天武天皇の指示のもと、30年以上かけて作られた日本最古の書物。
漫画家・ふわこういちろう氏、戸矢学監修のもと、
古事記の上巻に書かれている神様誕生から日本ができて一番最初の天皇が誕生するまでの流れを漫画で描いている。
ふわこういちろう氏曰く、
まじめ!わかりやすい!おもしろい!
をテーマに古事記の内容を漫画化したという。
漫画以外ではコラムとして古事記について知らない人のためのQ &A、古事記の中巻、下巻の内容をさらっと紹介した漫画も収録。
📗『愛と涙と勇気の神様ものがたり まんが古事記』おすすめポイント、感想
神様が生まれるまでの流れが理解しやすい
もともとは神様の歴史に関して興味を持っていたが、神様系図はとても複雑なもので歴史番組を見ても理解しづらかった。
だが、今作を読んでどの神様がどのように生まれたのか、漫画で詳しく描かれていたので今まで理解できなかった流れが理解することができた。
天皇の祖先と言われている天照大神
天照大神は結婚しているという話は調べてもなかったので、どうやって神々を産んできたのか疑問だった。
天照大神は弟のスサノオと誓約(うけい・あらかじめある物事を神と約束し、約束通りの結果が現れるかどうか吉凶を判断する占いの一種)をしてそれぞれの持っていた神器を渡して水ですすいだ後に息を吹き出して神々を生んだそうだ。
要は天照大神は弟との間から神々を生んだわけだ。
“誓約”とか聞き慣れない言葉もあったが、イラストと一緒に詳しく用語の説明が書いてあったので天照大神と弟からどうして神が産めたのかわかった。
このように漫画と一緒に用語も詳しく書いてあるので
歴史の流れを覚えやすいと思う。
有名な日本昔ばなしは実は古事記からきていた!?
日本昔ばなしで聞いたことある作品は実は古事記に出てくる歴史から由来されているものがいくつかあるそうだ。
例えば『桃太郎』
数々の神を産み、日本の国土を作ったイザナギは黄泉の国から悪霊にしつこく追いかけられたとき、桃を3個投げつけると、悪霊たちは桃を嫌い帰っていったそう。
命を助けられたイザナギは桃に
私を助けたようにもしこの国で苦しい目にあっている人がいたら同じように助けてあげなさい。
と言い、意富加牟豆美命(おおかむつみこと)という名前を授けたそうだ。
今作で子供の頃に読んでいた昔ばなしが日本の歴史から由来されていたと知ることができて、物語、歴史についてもっと知りたくなった。
よく行く神社と神様のつながり
最近は御朱印集めをされてる人が増えていると聞くが、行く予定の神社にどんな神様が奉られているのか今作を読んで知ってから行くのもおすすめだ。
実際私も今作を読んでから最近スサノオ様が奉られている氷川神社に訪れた。
以前はスサノオ様は気性が激しい暴れん坊のイメージしかなかったが、今作で活躍や人柄を知れたことでより、尊敬の念を込めてお参りすることができた。
あなたがよく行く神社、行く予定の神社に奉られている神様もあなたの知らないすてきな1面を持っているかもしれない。
📗まとめ
学校の授業で作品の名前だけ聞いたことあった古事記。
古事記には日本の国は誇れる国であること、神様たちが私たちの住む国土を築き今も見守ってくださってること
が書かれていて、それが漫画で楽しめ学べる ってとてもお得だと思う。
文字は苦手だけど日本の歴史について知りたいあなたに読んでほしい1冊だ。