2011年再結成後数々のリテイク曲を再録したアルバムを作ってきたwyse。
実は再結成前にもインディーズ時代のwyse結成初期の曲を厳選してリテイクしたアルバムが発売されていたことはご存じだろうか?
実はポップ、バラード曲を集めた『7ーSeven ーMarine Disc 』 ハードロック曲を集めた『7ーSeven ー Wine Disc 』を2004年に同時リリースしていた。
今回はwyse初期のハードロック曲をリテイクした『7ーSeven ー Wine Disc 』を紹介する。
再結成後のwyseしか知らない人はぜひ手にしてほしい1枚だ。
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🎸こんな人におすすめ
再結成後のwyse しか知らない方
カッコいいハードロック曲が好きな方
ロックバンド好きだけどwyseは知らない方
🎸wyse とは?
4人組ロックバンド(ヴィジュアル系のジャンルに分けられることもある)
ギター:HIRO ボーカル:月森 ベース・セカンドボーカル:TAKUMA ギター:MORI
1999年2/14に現メンバーでバンド・wyse結成。
メンバーが関西出身だったこともあり、関西で活動していたが、2000年に上京。
その後、楽曲のセンスのよさ、ルックスよりヴィジュアル系雑誌「SHOXX」に毎月取り上げてもらえたり、埼玉テレビ(現テレ玉)で「ワイズの時間」でレギュラー番組を持つなどファンを増やしていく。
2001年12/12にアルバム『the Answer in the Answers 』でメジャーデビュー。
ライブ、音源発表もデビュー後コンスタントに行っていくが、2004年2/13に解散。
2011年2/14に再結成。
4人それぞれの活動を両立しながらのリスタートとなった。
解散前に所属していた事務所から抜け、ファンクラブの名前でもあった「CHAIN 」という個人事務所設立。
2017年8/23にアルバム『BLEATHE』で2度目のメジャーデビュー。
今も彼ら自身のペースでベストで最高な音楽を届けてくれている。
🎸収録曲
CD
1.Feeling
2.Honey lip
3.A≦nd crash !!
4.My name is Japanese Breaker
5.Scribble of Child
6.Plastic Monkey
7.Miss Txxx
DVD
Honey lip ライブ映像
メンバーインタビュー
🎸wyse 『7ーSeven ー Wine Disc 』聴いてみて
今作は過去のインディーズ曲の中からwyseの中でも激しいロックサウンドを選出し、再度リテイクした曲を集めたもの。
とにかくwyseのロック曲ってカッコいい!!!
ということがよくわかるアルバム。
アレンジはそんなに元の音源と変えてない印象だが、
『My name is Japanese Breaker 』では、スタジオでメンバー揃って「せーっの!!」と同時に収録されたから元の音源よりもライブ感が出ていて、wyseの音ってカッコいいんだと気づかされる。
『Honey lip 』だけは新曲なのだが、wyseがインディーズからメジャーを経て更にセンスの良いロックサウンドを奏でるようになったんだと思わされた。
wyseの個性でもあるツインボーカルも映えている1曲。
wyseといえば、メッセージ性のある歌詞も魅力のひとつ。
それはどんなメロディだろうとそこは変わらない。
例えば『Scribble of child 』
これは結成直後にリリースされたデモテープに収録されたwyse初期の曲。
当時18歳だったベースの拓磨の大人になる前のリアルな心情が描かれている。
またいつか歩き疲れたなら この歌思い出してさ 瞳閉じて 加速する不安定に 染まらないように
拓磨自身自分に言い聞かせているようにも聞こえるが、聴いてる人にも自分の歌で元気になってほしいという気持ちも歌詞から伝わってくる。
心がつぶれそうになりながらも前を向こうとしてるところに勇気がもらえる1曲だ。
ライブでよく演奏されてる『Miss TXXX』
wyseは拳をあげる曲が揃った拳ナイトという名のライブを何度か開催されたことあるが、この曲はまさに拳映えする1曲。
このアルバムには生で聴きたくなるような
ライブで盛り上がる曲 も収録されている。
『Miss T X X X 』は生で聴いたことあるが、気持ちが解放される感覚があり、とても楽しめた。
まとめると今作は
激しくてセンスあるライブ映えする曲がリテイクされたアルバム。
と表現しよう。
リテイク前の音源と聴き比べるとインディーズからメジャーを経て成長してカッコよくアレンジされてると思う。
実はロックをよく聴くようになったのはwyseの音楽からで
今作で「ロックってカッコいい」と感じるきっかけを作ってくれたアルバムだった。
まだロックに目覚めてない人にこそぜひ聴いてみてほしい。