あき 2021年の4月より5ヶ月連続で月1でメンバープロデュース曲を発表していたアリス九號.
その年の11月にメンバープロデュース曲を集めたEP『Medley 』を発売。
その中から今回はドラムのNaoプロデュースの『エウレカ』にフューチャーしようと思う。
理由は、アリス九號.のハッピーオーラとはまた違ったパワーがこもっている楽曲に感じたからである。
結成初期以来あまりアリス九號.の作曲に携わってなかったNaoだが、昨年発売されたアルバム『黒とワンダーランド』で久しぶりに作曲提供。アルバムにいいスパイスを与えていたと思う。
今回紹介する『エウレカ』もNaoそのもの・人柄が表れた楽曲だった。
アリス九號.のEP作品『Medley 』はこちらでも紹介している↓
※本ページはプロモーションを含んでおります。
Contents
🎧️こんな人におすすめ
・アニメ作品を見るのが好きな方
・一歩踏み出す勇気がほしい方
・疾走感あるサウンドが好きな方
🎧️『エウレカ』の楽曲特徴・おすすめポイント
MVがすべてCG!アニメ映像!!
今回一番驚いたのはMVすべてがCG・アニメ映像であること!!
全員華があるアリス九號.メンバーが出てこないMVは初めてではないだろうか(笑)
今は落ち着いているような感じだが、Naoはかつてアニメ好きで「3食のご飯より週4の秋葉」と豪語していた。
そんなNaoプロデュースだからこその映像にもこだわったのかなと。
MVに出てくる女の子が時に歌詞を口ずさんでいるところが印象的。
アニメの主題歌って言われても違和感ないような気もしてくるので、アニメが好きな方にも見ていただきたい。
そんな『エウレカ』のMVがこちら↓
疾走感あるメロディ
この曲はリズムはゆっくりというより早い方だ。
曲の出だしのドラムの音もかなり早く曲を勢いづけてくれた。
このリズムがよりキャッチーでアニメ好きな人にも馴染みやすい曲に聞こえるんだと思う。
『黒とワンダーランド』収録曲『Glow』と似た系統のサウンドなのだが、どちらも下を向かずしっかり前を向いて突き進んでいくような前向きさを感じる。
それは「ストレスは溜まらない」と自ら言っているNaoの性格が曲に表れているからだろう。
ポジティブになりたいと思っている人は聴いて勇気をもらえるはず。
婉曲の言葉選び
『エウレカ』の歌詞についても触れておこう。
ここまでNaoについてフューチャーしてきたが、この曲の歌詞を書いたのはアリス九號.ボーカルの将である。
歌詞全体を読んでみての私の解釈としては、
“まわりに流されず自分の意志で答えを見つけていこう”
というメッセージが込められているのではないかと思った。
将の歌詞は分かりやすくストレートに表現しているものもあるが、今回は遠回しに表現している言葉で綴られている。
例えば
多数決の世界じゃ何も決まらない
は、周りの意見だけでは自分の世界は作れないことを
塗られる前に笑え
は、周りの意見に飲み込まれる前に自分の意志を貫いて勝ち取ろう
という意味だと解釈した。
私は将のこうした婉曲な言葉の選択が好きだったりする。
そもそも「エウレカってなんだろう?」って調べたところ、古代ギリシア語で“私は見つけた”“わかったぞ”という意味らしい。
将は、自分の答えを見つけた人に最後このように最後言ってほしいという思いがあったのだろうか。
この言葉はこういうことを言いたいのではないかと考えて聴き方もワクワクするのでおすすめだ。
🎧️まとめ
この楽曲は自分の意志で進んでいこうとする勇気や気分が上がらないときにパワーをもらえる曲だと思う。
歌詞の言葉も聞き慣れない言葉ばかりなところも新鮮である。
エウレカを聴いて一歩前に進んで答えを見つけてみよう。
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先月アリス九號.の曲数が増えたのでぜひこの機会に聴いてみてはいかがだろうか？
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