禅という言葉をご存じだろうか?
禅とは
禅の言葉(禅語)は、仏教の1つである禅宗の教えや考え方を、短い言葉で表したもの
である。
“挨拶”や“主人公”など普段からよく目にしている言葉も実は禅から来ているのだ。
これから知る禅の言葉がもしかしたらあなたの人生の糧となる言葉になるかもしれない。
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Contents
🎀こんな人におすすめ
・禅の言葉を楽しく学びたい方
・語彙力を増やしたい方
・キティちゃんや可愛いキャラクターが好きな方
🎀『ハローキティの一日一禅』おすすめポイント
★可愛いキティちゃんのイラストと一緒に言葉を彩っている
一つ一つその禅の言葉の意味にあったキティちゃんたちのイラストが添えられている。
サンリオとか可愛いキャラクターが大好きな人はキティちゃんたちに癒されながら禅の言葉に触れることができるのだ。
文字がぎっしり詰められてるわけではないので、とても読みやすい。
小学校高学年の子にも古典や言葉を勉強するにはベストな1冊かなと読んでいて感じたので
可愛いキャラクター好きで教養身につけたい人にはぜひ読んでほしい。
★1つ1つの禅の言葉の意味が理解しやすい構造
本書の特徴としては、
禅の言葉⇒言葉にあったキティちゃんの語り⇒禅の言葉の由来
の順で書かれている。
禅の言葉の由来は前から聞いたことある言葉でも意外と知らないことばかりでとても勉強になった。
例えば、作品に必ず出てくる“主人公”
主人公の言葉の由来は
ひとりひとりが持つ、主体的な人格のこと。主体的な自分であることを、いつもしっかりと意識すること
説く言葉だそう。
主人公は中心人物を意味する言葉だと思っていたが、主体的に自分を持つことを意識することを説く言葉だとは知らなかった。
言葉の意味をしっかり知ることで自分が表現したい言葉が前よりもすぐ見つかるようになった。
★自分のお気に入りの言葉・糧となる言葉が見つかる
本書を読んでいろんな言葉があるんだととても勉強になった。
数ある禅の言葉からあなたの心に残る言葉も絶対見つかるとはずだ。
私が印象に残った言葉を2つ紹介する。
○夏炉冬扇(かろとうせん)
うまくいかないことが続くと 自分のなにか悪いかなって落ち込むことがあるけど、
それはきっと、今だけじゃないかも。 出番に備えて待っていよう
◯花謝樹無影(はなしゃして きにかげなし)
お花も葉っぱもない日や、じっと寒さをこらえる日があるからこそ、春には必ず、きれいなお花が咲く。
失敗することや落ち込むことがあっても、たとえ今日が灰色に見えても、それは見かけだけ。
本当はみんな、キラキラしているんだ
”夏炉冬扇“は学生のときに四字熟語で習った覚えがあることはで“花謝樹無影”は本書で初めて知った禅の言葉。
夏炉冬扇は先程の引用部分を読んで好きになった。
どちらも今は辛くてもその時間は無駄じゃないことを教えてくれる気がして、今もよくそのページを読み返している。
あなたも1度だけではなく、何度も読み返したくなるページはいくつも出てくることだろう。
🎀まとめ
中学生のときに論語に感銘を受け、古典に興味を持っている上にサンリオキャラクターが好きな私にとっては、
可愛いイラスト付きで言葉を語りかけるように教えてくれる本書はとてもお気に入り。
禅の言葉って聞くと難しくとらえる人もいるかもしれないが、実は身近にある言葉もたくさんあること
を知ることができる内容だった。
今、悩みがある人や落ち込んでいる人へあと押しする言葉もたくさんあるので、ぜひ手にとっていただきたい。