wyse 『W×Y×S×E 』誰もが好きになる王道なロックサウンドが詰まった名アルバム

今回紹介するのはもうすぐ結成24周年を迎えるwyseの2003年11月にリリースされたアルバム。

今作は発売から20年近く経っても色褪せない曲ばかり。

改めてロックが好きな人には堪らないカッコいいロックサウンドが揃っていると思わされる。

そんなwyseの名アルバムを紹介させていただく。

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🎧️こんな人におすすめ

①今まで聴いたことがない新しいロックサウンドを聴きたい

②メッセージ性のある歌詞に勇気もらいたい方

③カッコいいバンド曲を探している方

🎧️wyse 『W×Y×S×E 』収録曲

ジンバック

16才

自称独身女性の女

ビー玉

Air

J’s song

Lazy

Misery

路地裏のルール

パンジー

I believe

🎧️wyse 『W×Y×S×E 』おすすめポイント

聴いていて飽きないさまざまなロックサウンド

今作はライブで盛り上がる激しい曲はもちろん誰もが好きになるポップチューンや心沁みるようなミディアムバラードとさまざまな顔を見せるロックサウンドが収録されている。

歌詞がないSE『ジンバック』から始まり、ベースの拓磨の16歳の頃を思い出して作られた『16才』色気のある女性に翻弄される『自称独身女性』までは激しめだが、『ビー玉』では雰囲気変わってゆったりと優しい時間が流れるようなミディアムロックバラード、シングル曲にもなった『Air 』は心明るくなるポップさがあるロックチューン、『J’sSong 』はスピードは早くないけど言葉と1音1音が心に響かせるロックサウンド

とめまぐるしく曲調が変わっていく。

さまざまなロック曲聴いてみたいという人にはおすすめだ。

心と脳を打つメッセージ性のある歌詞

今作は今聴いても考えさせられるような言葉が胸に刺さる歌詞が揃っている。

『パンジー』は平和の尊さ、幼い頃に感じたこと見た景色を忘れてはいけないと思わされる歌詞。

年を重ねていけばいく程 覚えなきゃいけないことがあるという 
でも その度に消えていく 
あの日の パンジーも風も 
子犬も 消えて行く 
生まれてきた喜びでさえも 

消えて欲しくなかった幼い頃あったものは当たり前じゃない。

今の世界情勢も昔は想像つかなかったことだ。

歌詞に何度か“消えないで”っていう言葉が出てくるところも切なくなるが、今あるものは大切にしなきゃということを教えてくれているとも思う。

『I believe 』は将来への不安がありつつも未来を信じて進もうとしている歌詞にじーんとくる。

風は流れを変えて いつか 僕達を消してしまうかもしれない 
言葉は儚く響くけど 僕はまだ未来を信じてるんだ

wyseは2005年に一度解散し、2011年に再結成されたんだけど 解散ライブの最後の曲、2011年再始動ライブの初めの曲になった曲。

解散した後は「本当になくなってしまった」と思って、より悲しくもなっていたけれど、再始動から12年経った今、未来に希望が持てる曲に進化してるように感じる。

今も私たちに響く言葉が詰まった曲が多いアルバムだと思う。

インディーズ代表曲のリテイク『路地裏のルール』収録!!!

今作はwyseがインディーズ時代にすべてテイストが違う曲を打ち出したシングル3部作のうちの1曲『路地裏のルール』のリテイクバージョンが収録されている。

この曲は激しい曲なのだが、リテイクバージョンのアレンジがとにかくカッコいい…!!!

元々はすぐに本編に入るような曲の構成だが、最初にギター、ドラムの音を少々入れて余興を楽しませてくれているのだ。

このギタードラムの音を聴けばwyse はカッコいい曲をやるロックバンドなんだなってことがわかるだろう。

歌詞も相手を挑発するような言葉も刺激的。

ー自信過剰な俺から身の程知らずのお前へー

お前は死すだろう

だいぶ荒れているが(苦笑)優しくて優等生以外な部分も見せてくれるところがwyse の魅力だろう。

↓動画はライブバージョンで音源と少し異なるがライブで拳あげて盛り上がりたくなるようなカッコいいハードロック曲である。

🎧️まとめ

wyse はいろんな音楽を生み出すバンドだけれど、今作はロックのカッこよさをフューチャーしている作品だと思う。

そして発売されてから20年近く経っても曲が色褪せてない。

改めてwyse は今からでも知ってほしいバンドだ。

あき

本、音楽、ファッション、可愛いものが好きです。
サンリオキャラクターたちや夏目友人帳のニャンコ先生に癒される日々
マイブームは音声メディア・Voicyを聞くこと

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