5人組バンド・Daizy Stripper のメインコンポーサーであり、ドラム、ピアノをつとめる風弥~kazami~
風弥はDaizyStripperの曲から選出してピアノでセルフカバーしているアルバムを3枚リリースしているのだが、来月の6月に4枚目となるピアノセレクションをリリースする。
風弥のピアノセレクションが大好きな私にとってはとても嬉しいニュースだった。
そこで4枚目のアルバムをリリース前に風弥がこれまでリリースしているピアノセレクションアルバム を紹介しよう。
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Contents
🎹こんな人におすすめ
🎹寝る前に聴く曲を探している方
🎹心を安定させる音楽がほしい方
🎹クラッシック音楽が好きな方
🎹風弥~kazami ~とは?
2007年結成のバンド・DaizyStripperのDrums、Piano 担当
2020年ヴォーカリスト・mitsuと“かざみつ”のユニット結成
作曲家、編曲家、サウンドプロデューサー
バンド以外にもサポートやアーティストの楽曲提供など多岐に渡り活動。
サポートやかざみつではDaizyStripper で担当しているドラム、ピアノをメインに担当しているが、ドラム、ピアノだけでなく、ギター、ベースも弾くことができる。
↓風弥の個人の活動の情報はこちらから
🎹DaizyStripper PianoSelection 3作品詳細&解説
DaizyStripperPianoSelectionⅠ
1.Hello,again
2.色彩ヴィヴィド
3.マネキン
4.雨音のワルツ
5.Twilight
6.七色の花束を
7.ダンデライオン
8.BLACK DROPPer
Daizy Stripper Piano Selection Ⅱ
1.KAMAKURA
2.罪な罰
3.星空と君の手
4.Shooting Star
5.SMILE WORLD
6.絶望の朝
7.decade
8.Bremen
2016年10月5日リリース。
こちらの2作品はDaizyStripper が結成10周年に向けて各メンバーのソロ作品をリリースする企画をしたときに風弥はこのピアノセレクション2作品を同時リリースした。
2015年夏辺りにピアノアルバムを出すにあたってファンから何の曲がいいか聞いていたのでファンの声も選曲に反映されている。
この2作品を一言で表すなら“静と動”
静がⅠで動がⅡを表している。
実はⅠの方がライブ映えする激しいロックナンバーが入っているのだが、ピアノにしてみるとエレガントかつ大人の雰囲気になっていたところが聴いていて不思議。
個人的には感動するロックバラード『Hello, again 』とポップでその場を明るくする『色彩ヴィヴィド』はピアノセレクションに入って欲しかったのでこの曲の並びはとても嬉しかった。
『色彩ヴィヴィド』はピアノのほかにヴァイオリンの音が、『BLACK DROPPer』 はギターの音が一緒に入っている。
この2曲はピアノ主体というよりほかの楽器の音にあわせてピアノの音色をつけた感じなのでそれはそれで新鮮だった。
『雨音のワルツ』、『七色の花束を』も旋律が美しくてピアノ映えする曲なのでアルバム全体が心落ち着く“静”の仕上がりになったのかもしれない。
Ⅱに関しては実は激しいロックナンバーは1曲も入っていないけれど、明日へのプラスに変わるようなパワーを感じさせるアルバム。
1曲目の『KAMAKURA』はライブでよく使われるSE曲。
この曲聴くと「ライブがはじまる 」と思わせてくれるからか気持ちが上向きになれるんだよね。
ピアノ曲なので夜寝る前に聴くのも良いが、青空の中で小鳥のさえずりが聞こえてきそうな雰囲気もあるのでⅡは朝に聴くのもおすすめ。
『Shooting stars』と『decade』の音色もハッピーにさせてくれる。
『decade』 のサビの部分は幸せの階段を上っているような気分になるの。
Ⅱで特に注目して聞いてほしい曲が『絶望の朝』
風弥の元々持っているピアノの技術クォリティを充分発揮されているナンバー。
風弥自身もこの曲は「特に自信作」とリリースイベントのサイン会のときに言っていた。
ピアノの強弱、曲の展開は有名なクラッシック音楽を聴いているかのようなのでとても聞き応えあり。
ショッピングモールでのリリースイベントで披露されたときは盛大な拍手があったのは今でも覚えている。
人の心を動かすピアノの旋律が奏でられている曲が詰まったアルバムだ。
Daizy Stripper Piano SelectionⅢ
1.茜空に咲く
2.Brilliant Days
3.MISSING
4.aquarium
5.epilogue ーはじまりの詩ー
6.トレゾア
こちらは2020年9月15日にリリース。
コロナ渦中にⅠ、Ⅱに引き続きファンの声を聞きつつ選曲し、風弥が作った当時表現したいことをそのまま音にしたアルバム。
前回のⅠ、Ⅱと違うのはピアノオンリーで制作したこと、一筆書きのようにあえて作り込まなかったこと。
ピアノにするとこんなに綺麗な音になるんだという新しい発見もあった。
特に『aquarium』は“今日はすてきな1日だった?”と優しく語りかけるような曲なのでピアノの音になったことによってより優しくなって癒される曲になっていた。
実はアルバム発売前の2020年8月末に風弥は母方の祖母と父方の祖父を同時に亡くしている。
昔祖母にピアノを買ってもらえたことで今こうしてピアノを弾けているという感謝の気持ちを込めて
Daizy Stripper のボーカルの夕霧自身が祖母に向けて書いた『茜空に咲く』を選曲。
祖母の葬儀にも自分が弾いた茜空に咲くを流したそうだ。
『epilogue ーはじまりの詩ー』はDaizyStripper には存在しない新曲。
こちらは風弥が大好きな祖父に恩返しがしたいと思い、祖父の葬儀が終わった後に作られた1曲。
風弥は
人生が終わってまたそこから新たな自分の人生がスタートするな
何かの終わりは何かのはじまり
と思って作られただけに青空に光が照らされたような雰囲気を感じられたな。
最後の『トレゾア』はファンに向けてのメッセージが詰まった大事な曲。
DaizyStripper のファンの名称がトレゾアなのだけれどトレゾアに光を注いでくれるような1曲なので、『epilogue ー はじまりの詩ー』からの『トレゾア』はいい選曲だったと思う。
最後まで聴くと幸せな前向きな気持ちにさせてくれるアルバムだった。
https://store.bitfan.id/kazami/items/1239
🎹まとめ
DaizyStripperが好きな人にはバンドサウンドにはない新たな発見があるし、DaizyStripper知らない人には楽曲のよさを知っていただくいいきっかけになる作品たちだ。
風弥のピアノセレクションの3作品にはファンの聴きたい曲を参考にしたり、大切なおじいちゃんおばあちゃんへの向けた思いがあるからか優しさ、思いやりを感じられるのだと思う。
元の楽曲もいいのだが、風弥の人柄がピアノの音になってより人の心を潤してくれるのだなぁとアルバムを聴いていて感じる。
何かに疲れてしまったとき、心が落ち込んでいるときに風弥のピアノセレクションが救ってくれるだろう。