「こんなときに気の利いた言葉が出てこない」
仕事でもプライベートでもそう思う場面は誰にもあるはず。
そんな悩みを解消する本を紹介。
自分の中の語彙力をあげるのはそんな難しいことではなかった。
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Contents
📖こんな人におすすめ
咄嗟に言葉が出てこないことが多い方
今よりもすてきな自分になりたい方
もっとたくさんの方に幸せを与えたいと思っている方
📖『いつもの言葉があか抜ける オトナ女子のすてきな語彙力帳』内容紹介
今作はすてきな語彙力アップの4か条を元にあらゆる場面からちょっとした+αとなる一言、言葉を紹介。
場面ごとに残念な言葉とすてきな言葉を比較して、“こんなときはこういう配慮が必要”と分かりやすく書かれている。
ほかにも「~かねます」の応用編や謝罪にまつわる言葉など学校の授業ではなかなか学ばない教養ページや自分自身を振り返らせられるすてきな言葉コラムも掲載。
最後の方に4ページほど心に残った言葉を書き残せる言葉メモのコーナーつき。
📖『いつもの言葉があか抜ける オトナ女子のすてきな語彙力帳』おすすめポイント
今すぐ使いたくなる言葉が盛りだくさん
今作で紹介されてるすてき言葉はどれも知的で上品な言い回しばかりで今すぐ真似したくなる言葉が盛りだくさんだ。
この言葉を知っておくだけでも自分の知識が増えたような気分になる。
例えば、感動を伝える言い回し。
“すごくよかった”以外に何か表現できる言葉はないか考えたことある人は結構いるのではないだろうか。
すてき言葉として、“感銘を受けました”が例にあげられたのだが、ほかにも感動の種類によって5つの言い回しが紹介されている。
その中でも私が真似したいと思った表現は、
心の琴線に触れました。
感動した心の動きを音で例えるのはとても分かりやすいし、“琴線”という言葉は普段聞かない言葉だからこそ感動の言葉として使ってみたいと思った。
こうした美しい表現の言葉、言い回しを今作からたくさん学ぶことができるだろう。
言葉選びには何よりも思いやり
今作のすてきなところは自分の好感度よりも相手が心地よくなれるかを優先しているところだ。
吉野氏も冒頭で
どこか優しくて心あたたまる そんな語彙力アップを目覚ましませんか?
と読者に問いかけている。
ほかにも相手を思いやる語彙がたくさん出てきて、読んでいる私まで心温まった。
例えば、“厚意を断る”とき、“結構です”以外の表現がとてもすてきだった。
それは、“大変ありがたいのですが、お気持ちだけいただきますね。”
このフレーズには否定的な言葉は1つもない。
相手の厚意に対する気持ちを受け取ってくれたことを真っ先にわかる表現ですてきな言葉だと思う。
言葉選びには相手への思いやりが1番大事なことを教えてくれた。
感銘を受けた言葉をメモする
今作には、身近な会話やSNS などですてきな言葉を見聞きした記録用として“すてきな言葉メモ”のページがついている。
作者の吉井氏もすてきだと思った言葉をたくさんメモに書き残していたそうだ。
そうしたことにより、いい変化があったことを語っている。
コミュニケーションが楽になって、自分が自分ではなく、相手の立場や状況を考える余裕が生まれました。
相手が幸せな気持ちになる言葉って実は今まで耳にしたことある言葉って実はたくさんある。
コミュニケーションがある人は自己流のボキャブラリーが多いと思われがちだが、本当はいろんな言葉を知って勉強したりして努力しているのかもしれない。
私も身近な会話や本、好きなアーティストの歌詞で真似したい言葉があったらこの本に書き残しておこうと思った。
📖まとめ
すてきな女性になれるには、語彙力をあげるには、素直な気持ちで学ぼうとする姿勢、思いやりの気持ちを忘れない
ことが大事なことを改めて実感した内容だった。
今作で心に残った言葉をたくさんメモして大事な人たちに使って心地よい空間を一緒に作ろう。