wyse onemanLIVE 『Clear Sky』20230521ーwyseライブのすすめー

先月wyseとしては1年ぶりとなるワンマンライブ『Clear Sky 』を5/20、5/21に新宿BLEAZEで開催された。

私は5/21に参戦。

20wyse のライブを見たのは6年前のアリス九號.との対バンぶり。

wyseのワンマンは実は今回が初めてだった。

子供の頃から知っているwyse。

wyseはやっぱりたくさんの人に知られるべきいいバンドなので、ライブレポに近い形で書き残しておこうと思う。

🎧️wyse『Clear Sky 』20230521 セットリスト

01ヒカリ
02 無色の雪
03 Primal
04 Over Drive
05 L.A.S.P.U.P.
06 Adapt
07 SHA☆LALA
08 月を想うトキ
09 With…
10 J’s Song
11 Like Sewing up
12 Down
13 Calling…
14 MORAL
15 IN THE SADNESS
16 RAYS
17 Clear Sky
18 I believe

En.
19 b’coz I love you
20 BLAST
21 Glorious Story

🎧️wyse『Clear Sky 』 のライブで印象に残ったところ

最新曲『月を想うトキ』からの過去の名曲『With…』

セットリストは過去曲より最新曲の方をメインに組み込まれた。

その中で特にうるっときたところは、昨年発売された最新曲『月を想うトキ』、インディーズ1st アルバムのリード曲『With…』のところだ。

ボーカルの月森がベースの拓磨の書いた詞を気持ち込めて歌っていることが伝わって感動した。

wyseといえばいろんな良さがあるのだが、wyseのファンになった理由として“切ない歌詞に共感して好きになった”という人が多い気がする。

このライブのMCで拓磨も語っていたが、いろんな音楽関係者に目が留まって関西から都内へ上京するきっかけになったのが家族への切ない想いを綴った『With…』なのだ。

私は子供の頃wyse初期の切なさにあまり共感出来なかったため、『With…』はそんなに好きな曲の方ではなかったのだが、大人になって 10代後半から20代前半の純粋に想った切ない気持ちが理解できるになったからか、この曲の良さを感じとることができるようになった。

また、昨年『月を想うトキ』を初めて聴いたとき「『With…』の頃に抱いた切なさが大人になって違う形で成長した曲だなぁ」と思ったので、この流れで聴けて本当によかったと思う。

ちなみに『With…』の後、私のほかにも感動して泣いていたオーディエンスを何人か見受けられたよ。

追加で感想を申し上げると、『with…』からの 『J‘s Song 』も個人的にはすごくぐっときた。

『J ‘ s Song 』は私が12歳の頃、よく家族が流していた曲で、その頃の思い出を思い出したと同時に歌詞に出てくる主人公の相手を想う気持ちの優しさが伝わってきて大好きな曲だなぁと感じた。

楽しみ方は自由

wyseのライブのよさは楽しみたいように楽しんで大丈夫な雰囲気があるということ。

実はライブ当日、私は腰、脚が万全な状態ではなかったため、ジャンプしたり激しい動きができなかったのだが、思っていた以上に自分ができる範囲の軽い動きでも楽しいと思えた。

なので、wyse行ったことない人も気になっているなら気軽に行ってみることをおすすめする。

今回、コロナ渦以降初めてオーディエンスの声だしが解禁となった。

そのため、メンバーの名前を呼ぶことに遠慮しているようなファンもいたことから、拓磨がこんな声がけをした。

今回声だし解禁となって、まだ声出すのもなって思っている人もいると思う。 
声出せる人は大いにメンバーの名前を呼んで構わないし、まだ声出せない人は出せるタイミングで構わない。
ただ、「拓磨ー?」って?つけて呼ぶのはやめてくれ(笑)

この前拓磨の声がけに会場全体の場が和んでいた(笑)

拓磨も声出すのを迷っているファンに「遠慮なく名前呼んでいいんだよ」ってことを言いたかったのだろう。

wyseのメンバーもファンも状況に応じて思いやりながら楽しむ空間を作っているライブなんだなぁと思った。

打算のない真っ白な新曲『Clear Sky 』

今回まだ発表されていない新曲が2曲披露された。

1曲はライブでほどよくのれて誰でも楽しめるパーティーチューンの『Down 』、もう1曲は今回のライブタイトルとなっている『Clear Sky 』だ。

『Clear Sky 』を披露するときに拓磨がシングルやタイアップになるとか考えずに作った曲

と言っていた。

そうした打算がなく素直な気持ちがあらわれているからか、爽やかな青がイメージしやすいwyseらしい1曲だった。

20年前、雑誌SHOXXの連載コーナーで拓磨が

「とりあえず高校に行っておけば」って言われた。その“とりあえず”が嫌やった。
音楽というやりたいことがあってそれと同時に天秤にかけるのってやりたいことに対して嘘ついてることになる

と、高校を中退した理由を話していたことを思い出した。

こうした真っ直ぐな思いで音楽と向き合っているからwyseの音楽はすてきなのだ。

『Clear Sky 』もたくさんの人の心の支えとなる1曲となるだろう。

🎧️まとめ

ほか印象的に残っているのは、ギターのHIROが気持ちよくギターソロを弾いていたところや6年前の対バンのときはクールにギターを弾いていたMORIが時折笑顔をたくさん見せてくれていた。

そして、ライブ終演後、「アンコール」の声が会場から2回終演のアナウンスがあっても鳴り止まなかったところだ。

2回アンコールが鳴り止まなかったライブは初めての経験だったのでやっぱり誰が見ても素晴らしいライブだったということだ。

そして、個人的に感じたのは、楽曲、wyseメンバーの優しさ

に子供の頃から救われていたことを改めて理解できたライブだった。

私以外にもwyseに救われる人がたくさん出てくることを祈る。

あき

本、音楽、ファッション、可愛いものが好きです。
サンリオキャラクターたちや夏目友人帳のニャンコ先生に癒される日々
マイブームは音声メディア・Voicyを聞くこと

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