2025.1.4(土)渋谷公会堂since2009〜2025 ν[NEU] FINAL LIVE『エンドロール 〜何よりも大事な君へ〜』ライブレポート

2025年1月4日にν[NEU]が『エンドロール 〜何よりも大事な君へ〜』を渋谷公会堂(現LINECUBE SHIBUYA )で行った。

2014年12月29日の解散ライブと同じ場所での完結ライブ。

リーダーでありベースのヒィロがその日を持ってベースをおくと言っていただけにν[NEU]はこの日で本当に最後のライブとなった。

寂しさだけではない、温かさと幸福感溢れたファイナルライブをレポート📝✒️

🎧セットリスト

01.PLUSE
02.カレイドスコープ
03.LIMIT
04.Jumping Lady!
05.The 25th Century Love
06.妄想接吻
07.LAB
08.NewWorld
09.RED EMOTION ~希望~
10.恋模様
11.最愛と渇望の日々
12.APOLLON
13.ひとりじゃない
14.YES≒NO
15.cube
16.in my secret…
17.ピンクマーブル
18.エンドロール
19.everlasting light

en.スプラッシュ!

🎧ライブレポート

会場が暗くなりスクリーンには宝箱からこれまでのν[NEU]の写真が次々と出てくる演出が。

ν[NEU]の過去から現在までの歴史が見れて懐かしい気持ちにもなり思わず見入ってしまう。

映像が終わるといつの間にかステージにはメンバーの姿がいた。

ファイナル1曲目は昨年発売されたリテイクベストアルバムにも収録されている『PLUSE』からスタート。

メジャー曲『カレイドスコープ』へ。

元の音源より明らかに大人になったν[NEU]を感じる。

『Limit』ではスクリーンにMVが流れながらの演奏だった。

『Jumping Lady!』後にみつが話し出す。

大雨男のリーダーのヒィロがいるから今日も雨かと思いきや、快晴だった☀️この青空見て、自分が高校中退したときの快晴と同じだったを思い出したようで(笑)会場を笑いに誘う。

みつ自身前日は、寝たり起きたりを繰り返していたようで、明け方にあげた“眠れてる?”のインスタのストーリーにも眠れないの返事が思ってたより来たとか。

私も少し感じていたのだが、会場はメンバー、ファン共にラストということもあり、緊張と不安が混じった固い雰囲気があった。

それを察したみつは、会場の空気をほぐすように次の『The 25th Century Love』へ。

まだ固い空気感を感じたみつは、途中ドラえもんのような(と、私は勝手に思っている苦笑)歌を歌うヒィロにマイクを向け、ヒィロが歌ったらオーディエンスみんな笑顔に包まれた。

次にみつから『妄想接吻』が始まる前のお決まり文句「妄想する?♡」の掛け声が。

その後にみつは、タクミ、ヒィロに何の妄想するか聞く場面が。

どうやら打ち合わせになかったようで(笑)タクミとヒィロは困惑する。

ちなみにタクミはみんなが無事に帰ることを妄想し、ヒィロは30代からは妄想しないと言って逃げた(笑)

『妄想接吻』では、ЯeIの名台詞があるのだが、流し目で今まで以上にクールにきめてくれた。

『LAB』『New world 』へと続いたら、またMCへ。

みつがЯeIに話をふる。

するとЯeIから

「ツアーまわってきたけど今日が今までで1番調子がよい!」

という心強いコメントが。

その後にヒィロがЯeIは自分の健康に不安があるのに病院行かないので、ЯeIを絶対に病院に行かせるという約束をしてくれた。

タクミがスクリーンに映し出されると毛穴が見えちゃうのがいやだと逃げたりするシーンも(笑)

今日は本当のラストということもあり、メンバーみんな素の姿をMCで見せてくれた。

ν[NEU]のメジャーデビュー曲『RED EMOTION ~希望~』へ。

エレクトロ要素が強い『恋模様』からしっとりした楽曲が2曲続く。

『恋模様』も『最愛と渇望の日々』もみつは主人公の気持ちを代弁して魂込めて歌い、『APOLLON』も曲の世界をしっかり魅せてくれた。

『ひとりじゃない』では、MVがスクリーンに映し出される。

『ひとりじゃない』は発売された2014年夏よりも堂々と演奏している姿が見れた気がする。

またここでMC へ。ヒィロがなぜまたν[NEU]をやらないといけないと思った理由を目を潤ませながら気持ちを伝えてくれた。

会場が温かい雰囲気になり、熱もさらにあがったところで、みつが「まだジャンプできる?」と聞いて曲が再開。

ライブ定番曲でさらに盛り上がる。

『YES≒NO』では、オーディエンスが一斉に○×をしながらのジャンプを『cube 』は折り畳みやヘドバンでライブらしい雰囲気となった。

そしてν[NEU]のライブの代表曲である『ピンクマーブル』

スクリーンには2014年渋谷AXの『ピンクマーブル』のライブ映像が流れながらの演奏。

『ピンクマーブル』のラップの部分はおそらく2014年の渋谷AXで華遊がやったときのラップを流していたと思う。(これは私が勝手に聞いて思ったので違ってたらすみません。)

あえてみつがやらずに華遊のラップをいれることでν[NEU]は華遊入れて5人であることを感じさせてくれた。

そして『エンドロール』へ。

『エンドロール』では、

もっと一緒にいられるよう解けない魔法で願いを叶えて
小さくてもいい 届いてるから 君がいてくれたらそれでいい

をオーディエンスみんなで熱唱。

多分10回以上歌ったと思う。

みつは、何度も「もう1回(歌って)」とリクエスト。

オーディエンスが一生懸命歌うシーンをメンバーみんな嬉しそうに聞いていた。

ラストは10年前の解散ライブでも同じくラストを飾った『everlasting light』で終了。

メンバーがステージからいなくなった後にすぐにオーディエンスからアンコールの声が沸く。

わりとすぐにTシャツを着たメンバーが登場。

サポートの夢時含めメンバーみんな一言話す。

そして、「最後は笑顔で終わらせたいからこの曲で」

と『スプラッシュ!』で終了。

最後にメンバーみんな手を繋いでお礼のお辞儀をして記念写真を撮り、ピックやドラムスティックを投げ、メンバーもオーディエンスもみんな笑顔でライブが終了。

みつとヒィロは笑顔で最後に抱き合い、ν[NEU]最後のステージを去っていった。

🎧️みつがライブ中に語ってくれたこと

フロントマンのみつはライブ中でもMCでもたくさん発言してくれた。

ファンへの気遣いの言葉はさりげなくかけることができるみつ。

この日の明け方、インスタのストーリーで「眠れない」と言っていたファンが意外と多かったことを心配していたり、ライブ後のファンの心境も察していた。

そして「ライブ中、声出てんのかとか煽ったりするけど、好きなように楽しんでね」とどのファンも楽しみやすいように声がけする場面も。

特にみつの言葉で印象に残っているシーンは希望に関すること再始動後に感じたことについて。

ν[NEU]が希望をコンセプトにやってきてよかったこと

みつにとっての希望…“俺たち(ν[NEU]のメンバー)の希望は君たち(ファン)。気がつけて良かった”

と、心から話してくれたようで嬉しい気持ちになった。

そして、みつは今までフロントマンとして自分が引っ張っていってると思っていたが、再始動後に困ったときにステージから背中を見ているメンバーにたくさん助けられたそう。

みつ自身、ν[NEU]をはじめてから自分が頑張らないとと気を張った部分があったかもしれない。

メンバーにも頼れるようになったのは、深い信頼ができるようになったということだろう。

こうしたν[NEU]のメンバー同士の関係が再始動後によりよくなったことがわかった。

🎧️ヒィロはなぜν[NEU]を再びやらないといけないと思ったのか

ヒィロがなぜν[NEU]を再び復活させようと思ったのか。

以前2023年7月の感謝祭のときにも語ってくれたが、この日も改めて語ってくれた。

ν[NEU]は音楽も作曲もすべてやりきったけど…終わり方がよくなかった。
解散発表後ファンと向き合う機会がないまま解散してしまったしファンを裏切ったような気分がずっとあって解散後はその気持ちを忘れるために仕事してた。

ν[NEU]を再びやろうとしたのは、ν[NEU]の音楽をやりたいとかというより、ファンを悲しませた状態でν[NEU]終わらせてしまったことに、ずっと心のモヤモヤがあったよう。

解散時のことを思い出していたからか、目に涙いっぱいで語ってくれたヒィロ。

ほかのメンバーもきっと同じ気持ちがあったからν[NEU]はまた集まってくれた気がしている。

🎧️アンコールでメンバーが語ってくれたこと

アンコールやる前にサポートの夢時含めてメンバーみんなが一言話す場面が。

その内容を簡単にまとめた。

タクミ:ν[NEU]の再始動はとにかく楽しかった!ひとりだけ涙出てなくてごめんね(苦笑)楽しかったの方が勝つ。みんな健康で生きていこうね!バイバイキーン(笑)


夢時:自分は解散からの復活は否定派だったけどν[NEU]の復活劇は上等で楽しかった

ЯeI:復活できて良かっただけじゃ終わらせきれない。みんなありがとう。
生きていればまたみんなで集まれることできるもんね。

ヒィロ:バンドはじめてからずっと希望探していたけど、希望はν[NEU]でした。もうこれでやり残したことはないので成仏できる。

また来世もみんなν[NEU]やろうね!

🎧️since2009〜2025 ν[NEU] FINAL LIVE『エンドロール 〜何よりも大事な君へ〜』に行ってみて

2014年12/29の渋谷公会堂解散ライブはチケット持っていたのに行けなかったので、今回のファイナルライブに行けたことは本当に幸福なことだったと思う。

ヒィロのMCの部分では、うるっとしてしまったが、私もタクミと同じく楽しいの気持ちが強いライブだった。

再始動後の2023年7月の感謝祭で10年ぶりにν[NEU]のライブに行き、昨年サンシャインシティのミニライブでもν[NEU]のメンバーが演奏しているのを見たが、メンバーみんな確実にレベルアップしていて、今まで見た中で一番カッコいいステージをしていたと思う。

みつはソロの歌もオンラインで聴いてきたが、バラードの気持ちの入れ方が確実に変わっていて、より曲の伝えたいことが伝わるようになったし

ЯeIはMC中でも「調子がいい」と言っていたように軽快なリズムも力強く余裕も感じられるぐらいカッコいいドラムプレイをしていたし

タクミもギターソロをギターリストとしてどっしり構えて弾いていた姿が印象的だった。

ヒィロもベースを弾きながらも笑顔でオーディエンスが楽しんでいる様子を見ていてくれていた。

この1年でメンバー1人1人かなり成長していたようだ。

再始動後は、私のν[NEU]の出会いの曲である『RED EMOTION ~希望~』が聴ける機会がたくさんあり、今回も聴けて嬉しかったし

私のν[NEU]の初ライブだった2014年8月HEAVEN’sRockさいたま新都心の1曲目だった『ひとりじゃない』もあの頃聴いたときよりずっとよくて、聴いていて曲が支えてくれるような安定感があった。

『cube』はコロナ渦によく聴いていた曲であのリズムがクセになって好きな曲だったこと思い出したし、『in my seclet…』は実は歌詞もメロディも好きな曲で今回生で聴けてハッピーだった。

そして、『ピンクマーブル』は華遊のラップしてるライブ映像流したり、あえてみつはラップせずに華遊のラップを流してくれたことも、華遊もメンバーであること、仲間外れにしていないところがν[NEU]の好きなところだと思った。

『everlasting light』は今まで聴いた中で一番希望を感じられて感動。

アンコールの『スプラッシュ!』は歌詞は切なかったりするけれど、なぜか明るく心が清々しい気持ちにさせてくれるので、ν[NEU]最後の曲にふさわしかったと思う。

本当にラストのライブだったのになぜハッピーな空気で包まれたのか。

それは、メンバーが笑顔で幸せそうにステージに立っていることが会場に伝染し、その場にいたオーディエンス、ファンも幸せな気持ちを確実に受けとっていたからだと思う。

私はν[NEU]のメンバーがハッピーな気持ちでステージをやれていたら、それで嬉しい。

感動と幸せな気持ちと温かい気持ちにさせてくれたν[NEU]のメンバーには本当に感謝している。

すてきなライブを本当にありがとうございました。

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あき

本、音楽、ファッション、可愛いものが好きです。
サンリオキャラクターたちや夏目友人帳のニャンコ先生に癒される日々
マイブームは音声メディア・Voicyを聞くこと

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