あき 春の曲といえば、桜の曲を連想させる人も多いはず。
ここ数年3月終わりで満開の桜ピークだったりしたが、2024年の桜は4月のはじめまで楽しめた年だった。
「春のいい曲が知りたい」、「聴いたことがないすてきな桜ソングないの？」
そう考えている人におすすめの春、桜ソングを紹介。
春の思い出に添えてくれるすてきな楽曲だ。
※本ページはプロモーションを含んでおります。
Contents
🌸アリス九號.『春、さくらの頃』楽曲詳細
🌸2006年4月発売のアルバム『絶景色』収録曲
🌸作詞:将 作曲:アリス九號.(原曲はギターのヒロト)
🌸アリス九號.結成後初のフルアルバム作品(その前はミニアルバムやシングルはいくつかリリースしていた)
🌸『春、さくらの頃』はアルバム制作にあたり、細かい打ち合わせ関係なく、みんなで持ち寄った曲から最初の3曲に選ばれた曲の1曲。
🌸アリス九號.の『春、さくらの頃』おすすめポイント
心温かくなる歌詞
この曲を聴いていると、桜の咲く時期に過ごした君との春の思い出の尊さ
が伝わってくる。
内容は桜の季節に一緒にいた大切な君が夏になったらいなくなってしまったことで主人公は大事なことに気づくよう。
歌詞はヒロトの青春時代の初恋の思い出と好きな作品をボーカル将に託したそうだ。
ヒロトは初恋相手にたくさんのことを教えてもらったそう。
その中でも日常の私たちにも思いあたることでは？というフレーズがあった
気づけば いつも傍に在って 当然と思うようになって
歌詞の展開としては、当然と思ってた春の思い出の続きは日記には書かれていないと綴られている。
ストーリーを見ると切なさ、儚さを感じ、胸がギュっとさせられた。
いつも傍にあると当たり前って思うことって誰もが経験する感情だと思う。
そして、そのあとになくなって当たり前のものじゃなかったって気づかされる。
人でも物でも。
この曲の主人公も春に君が隣にいたことが当たり前と思っていたけれど夏に君がいなくなってしまったことで、当然のことではなかったことに気づくんだよね。
桜は咲いている期間が短いからこそ、その瞬間を味わおう、大事に見ようと思ったりする。
桜は時間、傍にあるものを大切にしなさいと教えてくれる存在だなぁとこの曲を聴いて改めて教えてもらえた気がする。
切なくも大事なことを教えてくれる温かな歌詞はとても魅力的だった。
気持ちを上げさせてくれるメロディ
歌詞はどこか切なさもあるが、この楽曲は聴いていて暗い気持ちにも切ない気持ちにもならない不思議な曲。
歌詞にも一部あるように穏やかな心地よいリズムが聴いていて流れてくるようなメロディである。
アルバム発売当時、雑誌「Neo」vol.4でヒロトが作ったときのことをこのように語っている。
冬なのに3月下旬の陽気だっていう日があって、外に出たら、春の空気を感じたんですよ。春って別れの季節でもあるけど、どこか希望にあふれてるというか、そんな空気感から生まれてきたのが“春、さくらの頃”ですね
ヒロトは明るい希望を思い浮かべてくれたから聴いていて後ろ向きな気分にならないのだ。
春は別れもあったり、桜も葉桜になったときは切ない気持ちになったりもする。
だけど、新しいことがたくさんはじまる時期、チャレンジできるタイミングでもあるのだ。
聴いているだけで希望を持たせてくれるメロディ。
4/6にヒロト自身が『春、さくらの頃』をセルフカバーした動画をYouTubeでアップした。
ヒロトのギターが特によく聴けるので気になったら見てみてほしい。
🌸まとめ
歌詞は桜のような儚さを感じさせるが春のような温かな空気感で包んでくれる『春、さくらの頃』
温かな気持ちにさせてくれるのは、
感謝の気持ち、相手を想う気持ち
が曲に入っているからだろう。
今、この瞬間の尊さを噛み締めるときにぜひ聴いてみてほしい。
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